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公開日:2023.7.6

配送管理の導入事例

AsReaderで実現!ペーパーレスと業務効率化!

国際空港上屋株式会社ロゴ

情報システム室 情報システム課 課長
石井 琢二 様

情報システム室 情報システム課 課長 石井 琢二 様

輸出業務部 輸出業務第四課
斎藤 愛梨 様

輸出業務部 輸出業務第四課斎藤 愛梨 様

日本で初めての共同上屋として創業。以来50年以上に渡って日本の航空物流を支えてきた国際空港上屋様。
日本及び海外航空会社の委託を受け、国内外からの荷物の輸出入を支えるだけでなく、現在は、航空機の地上支援業務、旅客関連業務を含む成田空港における総合グランドハンドリング会社となっています。
長年に渡って行ってきた、紙と目視による荷物管理を刷新し、バーコードを使ったクラウド型管理システムに変更。その最前線でアスタリスクの各種リーダーが活躍しています。

導入:2019年 / 2022年

■導入機種
>> AsReader ASR-020D
>> AsReader ASR-022D
>> AsReader ASR-R202G

【インタビュー全文は以下】

取材日:2023.3.27

情報システム室
情報システム課 課長
石井 琢二 様

輸出入の荷物管理に大きく関わる歴史ある企業。
まずは簡単に企業様のご紹介をいただいてもよろしいですか?
国際空港上屋株式会社という会社は、設立当初は羽田空港で貿易の共同上屋としてスタートしました。
輸入時に海外から到着するさまざまな航空会社からの輸入貨物を一手に引き受け、輸入の通関をする前の段階で、空港の倉庫のようなところで一旦貨物をお預かりします。そして、輸入の通関が終わり、お客様に引き渡せる状態になったものをお渡しする、という業務です。
羽田空港から成田空港に移り、その後現在まで輸入貨物からスタートはしましたが、現在は輸出貨物の取り扱い、あるいは、旅客ターミナルでの旅客の取り扱い、飛行機の周囲で機材を動かすという業務まで幅を広げております。
羽田空港がまだ狭かった時代からやっておりますので、歴史としては50年以上になります。
個人の荷物の管理であったり、荷物の受け渡しのあたりの誘導もされているそうですね?
はい。飛行機を利用されるお客様の手荷物の受託から、仕分け、コンテナへの積み付け、ターミナル・上屋間の搬送、手荷物を飛行機への積み付け、取り卸しを行います。

輸出入の荷物管理に大きく関わる歴史ある企業。

迅速に確実に作業の状況が連絡できるように。
AsReaderをどういった経緯でお知りになりましたか?
今から4、5年程前に、特に輸出の上屋の方で業務量が増えてきまして、使用しているアプリケーションの強化、機能向上についてベンダーさんと実施することが決まりました。当時、輸出の上屋の方でもシステムは導入されていましたが、実際の荷役の作業をする担当者には、このようなリーダーを使ったシステムやツールはまだ導入されていませんでした。
ですので、作業担当者に掛かっていた負荷の解消と、また航空貨物を扱っている為、その業務のスピードアップにつながるシステムやツールを導入したいという思いがありました。そこで取引しているお客様から、AsReaderという製品があると紹介をいただき、御社のことを知った次第です。
最初にAsReaderを見た時は、どういった印象でしたか?
上屋の中では、急ぎの作業であったり、歩き回ったり、場合によってはフォークリフトに乗ったりなどと色々動きますので、一番求めたのは「頑丈である」という点でした。
そこで、スマートフォンに御社のリーダーをつけた状態のものを拝見した時に、頑丈というのはすぐに理解でき、当社が行う通常の作業においては、まず大丈夫だと感じました。
頑丈さを求められたということですが、AsReaderを業務の中ではどのように使われていますか?
以前は、上屋の担当者が紙に結果を書き留めて、その書き留めた結果を事務所に持って戻り、事務所の担当者にそれを渡し、事務所の担当者がそれをシステムに登録をする、という作業をしていました。
これだけの広い作業スペースを作業担当者は往復することになり、それだけでも負担は大きいものでした。その為、その負担や時間のロスも含めてどうにか解決したい、という思いがありました。
今は、貨物には大体バーコードがついているので、それをAsReaderで読み取り、紙に書き留めた情報をAsReaderを使って登録します。
それによって、現場の状況、情報がシステムを通して事務所のパソコンにリアルタイムで伝えられます。つまり、紙による伝達がなくなったことで、迅速に確実に作業の状況が連絡できるようになりました。
様々な企業様でお話を伺っていると、業務でスマートフォンを使うということに対して、今でも障壁があると聞きます。導入時にそのような壁は感じましたか?また壁を感じられていた場合、どのように解決されましたか?
当社では導入の際にその壁を感じることはなく、逆に早く進めてほしいという思いで、皆受け入れていました。
私たちのソフトウェアは、海外のベンダーさんのシステムですが、そちらを通してみますと、今は世界中スマートフォンを使って、様々な業務をされていると聞いています。
やはり、小さすぎず、大きすぎず、操作しやすい、軽い、となってくるとスマートフォンが一番好ましいのでは?と感じています。ノートパソコンを持ち歩くとか、タブレットを持ち歩くとなると、元々歩く距離もかなり大きいので負担も大きくなってしまいます。
私たちの場合は、作業現場に様々な車両が走っています。
さらに、外に出る場合もあります。加えて、粉塵の問題もあります。また、外では天気の問題、例えば雨が降っていることもあります。
それらに耐えられるものを求めていたことと、持ち歩くこと自体が危険だということもあり、ノートパソコン、タブレットは難しいと感じていました。

迅速に確実に作業の状況が連絡できるように。

時間短縮と同時に、都度使用していた紙の枚数が数百枚不要に。
導入の工程で良かった点や、逆に問題であったと思われる点がありましたらお聞かせいただけますか?
導入時に良かったことは、現在これだけのスマートフォンが世の中に出回っている時代ですので、実際に使う人たちの操作に対する抵抗感、使い勝手に関する不満などはあまり感じなかったということがあります。
むしろ、自分たちのスマートフォンで使い慣れているということもあり、問題なく受け入れてもらえたようです。
業務用ということで、自分のスマートフォンほど丁寧に扱わない、などといった傾向はありませんでしたか?
確かに、どうしても「自分のものではない」という事実はありますが、私たちの現場の管理者の方々に、自分達のものではないとはいえ、決して安いものではない、大事に扱いなさい、とコミュニケーションをとりながら指導してもらっています。
ですので、導入して4年が経ちますが、完全破損したというような事例は一度もないですね。
AsReaderと現在のシステムを使うようになってから、以前のシステムや作業と比べて、おおよそで構いませんが、体感的に、どのくらい業務効率化されたのでしょうか?
書いて、持っていく、さらにまたそれを入力する、という負担で考えると、一つの飛行機の処理にあたる部分でいうと、1時間まではいかないかもしれませんが、数十分はかかっていた全体の作業が、AsReaderに入力すれば全て終わるようになりました。 もうこれがないと駄目ですね。
導入事例 - 国際空港上屋株式会社様

輸出業務部
輸出業務第四課
斎藤 愛梨 様

自分の携帯の延長のようで、使い慣れたものに感じました。
業務の中でASR-022D/020Dを使っているとのことですが、最初に見た時、どういった印象を受けましたか?
初は日頃使用しているiPhoneと同じ形だったので、サイズ的にも使いやすく、作業服のポケットにも収納できるので、常に両手を使えて良いと思いました。
現場では先ほど伺った様に、トラックから貨物が降ろされ、移動する前に読み取りをされているのですか?
​​最初からほぼ全ての貨物にバーコードが付いた状態で貨物が入ってくるので、貨物をトラックから取り卸した後、航空機の機材に積み付けをする際に使っています。

自分の携帯の延長のようで、使い慣れたものに感じました。

ミスが減り、リアルタイムで情報の更新も可能に。
導入前は紙に印刷をしていたということですが、そこからAsReaderに変わり、一番改善されたであろうと思われるところを教えていただけますか?
以前は一つの便に対して、搭載予定の貨物のリストを数百枚ほどコピーした上で、航空機の機材に積み付けをする際に我々が手書きで記入していました。
現在はこのシステムで、直接その場でAsReaderで読み取りしているので、手書きによるミスがなくなり、同時にリアルタイムで積み付け情報を把握できるので、時間短縮とペーパーレスにつながったと思います。
以前の手書きで作業をしていた際には、例えばどんなミスがありましたか?
貨物識別番号で似た様な番号がある際に、人が記入するとその似た様な番号で間違えて記入して積み付けをしてしまうこともありました。
それがAsReaderを使うことで、確認して積み付けをするので、間違いを減らすことができています。

ミスが減り、リアルタイムで情報の更新も可能に。

スマートフォンの機能も活かして。
AsReaderとして、とは別に、スマートフォンとしての機能は使っていますか?
トラックから貨物を取り卸しした際に、ダメージなどあった際には、写真の撮影はしています。
それはスマートフォンがあるから、できることですね。
国際空港上屋株式会社

国際空港上屋株式会社

〒103-0004
東京都中央区東日本橋1-1-7 京王東日本橋ビル5F
https://www.iactcgo.co.jp/
創業 / 1966年(昭和41年)11月
従業員数 / 1349名(2022年4月現在)

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※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
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